JUPITER di MEDICI アルトフルート 1300モデル セオワニの初期のAMMA8番。私はセカンドオーナーです。こちらで購入後、週4日ペースで2か月ほど使用しました。太くダークでジャリジャリした独特の音色です。他のマウスピースに落ち着き、出番が少ないため使っていただける方にお譲りしたいと思います。リード付きで使用できる純正キャップお付けします。以下はファーストオーナー様による説明です↓AMMAはセオワニの処女作でロールオーバーバッフルに、トゥルーラージチェンバーを有しています。最近のモデルに比べると、かなりダークで渋い音がします。フロリダリンクを踏襲したといわれていますが、Amma独特のサウンドです。ビークの厚みや幅などはOtto Linkに近いと思います。しかしながら、フラジオが出にくい、リードミスをしやすいなどの問題も僅かながらありました。そこで、前オーナー様がセオワニ氏本人によるマウスピース調整会でセオワニ氏本人がリフェイスを行った物です。セオワニ氏のリフェイス技術は神の領域です。全盛期のフロリダリンクを超越したサウンド、フラジオの抜けは勿論、程よいノイズも入り、音量も出るようになりました。Ammaならではの音はしっかりと保たれつつアップデートされた、そんな感じです。セオワニが何故人気があるのか?それは手にした瞬間に解ります。フリーダムリガチャーの存在、特殊な真鍮合金、ゴールドメッキの厚み、マウスピース自体の質量など…初期の物を好んで使うプロが多いのは、最近のアンビカやガイアより、リッチで艶のあるサウンドだからです。メッキも新品同様です。オールドJAZZは勿論、ビバッフ、ストレートアヘッドなJAZZからスムースJAZZなどにも合います。音量があるので、フュージョンやロック~ムードテナーまで、自由な吹奏感、幅広い音楽に対応します。SBAやマークシックス等のヴィンテージ、またキャノンボールなどの現代楽器にもよく合います。セオワニ氏本人によるリフェイスは本当に美しく極められています。一見、リフェイスをしたかどうかはわからない程です。よろしくお願い申し上げます。